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タイで合弁会社設立、Mプロジェクトに着手

「taka HAUS(タカ ハウス)」外観イメージ

 東京急行電鉄(株)は7日、バンコク都スクムビット地区でのマンションプロジェクト「taka HAUS(タカ ハウス)」(総戸数269戸)に着手すると発表。タイ王国において日本人向け賃貸住宅の運営・管理を行なっているSaha Tokyu Corporation Co.,Ltd(サハ東急)と共に、同国のディベロッパーSansiri Public Company Limited(Sansiri社)との合弁会社Siri TK One Company Limited(Siri TK社)を設立した。

 サハ東急は、東急グループと、タイ王国の大手財閥グループであるサハグループが50%ずつ出資している合弁会社。Sansiri社は、同国内にて戸建て、タウンハウス、コンドミニアムを中心とした住宅開発を行なう、同国の2016年度売上高業界第2位のディベロッパー。

 今回設立したSiri TK社は、同国において不動産開発業、不動産販売業を行なう。
 出資比率は、東急グループ30%(東急電鉄29%、サハ東急1%)、Sansiri社70%。

 「タカハウス」は、敷地面積約5,316平方メートル、鉄筋コンクリート造。地上8階建てと地上7階建ての2棟からなる。専有面積は約40~70平方メートル。同プロジェクトの名称は、優雅で活動的な「鷹」がコンセプト。東急グループが田園調布や多摩田園都市などのまちづくりで培ったノウハウと、タイで住宅開発の豊富な経験を持つSanri社のブランド力やノウハウ、サハグループのネットワークを活用し、開発を行なう。

 販売開始は17年9月16日、着工は同年末、竣工・入居は19年度を予定している。


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