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国際金融都市実現へ、日本橋兜町でビル開発

外観イメージ

 平和不動産(株)、山種不動産(株)、ちばぎん証券(株)の3社は15日、検討を進めてきた「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」(東京都中央区)の都市計画手続きが開始されたと発表した。

 約3,350平方メートルの敷地に、地上15階地下2階建ての事務所・店舗・金融関連施設の複合ビルを開発する。延床面積は約3万8,000平方メートル。

 「国際金融都市・東京」の実現に向けて、500人規模のホールや株主総会・IR説明会などに利用する会議室・セミナールームのほか、投資家と企業との対話や交流促進を図れるライブラリー・ラウンジなどを整備。地域の賑わい創出へ、交流拠点となるアトリウムや地域活動の拠点となるコミュニティカフェなども開設する。

 さらに防災対応として、帰宅困難者受け入れ可能スペースや一時待機場所、防災備蓄倉庫も用意する。

 工期は2018年度から20年度の予定。


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