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台湾中部で最大級のアウトレットを起工

俯瞰図イメージパース

 三井不動産(株)は21日、「(仮称)三井アウトレットパーク 台湾台中港」の起工式を開催した。

 同施設は、台中港フェリーターミナルと隣接し、台中空港から約9kmに立地しており、高速道路のI.C.や幹線道路からアクセスも良好。建物は鉄筋コンクリート造地上1階建て(一部地上2階建て)、敷地面積約18万平方メートル、延床面積6万平方メートル。店舗数約160店舗。

 ウォーターフロントの立地環境を生かし、これまで台湾になかった開放的で魅力的な商業空間づくりをめざし、港の借景を生かした飲食ゾーンや1,000席規模のフードコートに加え、大型観覧車を誘致するなど、さまざまなエンターテインメント施設の導入も検討している。台中都市圏居住者から国内外の観光客まで幅広い客層・ニーズに応える商業施設を目指す。

 2016年1月に開業し、好調に推移している「三井アウトレットパーク 台湾林口」での実績を生かし、日系店舗を積極的に誘致するほか、幅広く取り揃えたテナント構成とし、台湾中部最大級の本格的アウトレットモールとなる予定。開業予定は18年末。


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