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愛媛の中学校寄宿舎を着工/住友林業

中学校の寄宿舎完成イメージ

 住友林業(株)は21日、愛媛県新居浜市立別子中学校の寄宿舎を着工したと発表した。

 同事業は、新居浜市が実施する公募型プロポーザルで選定されたもの。設計・施工を同社が行なう。木造2階建て、敷地面積736.60平方メートル、延床面積724.62平方メートル。総工費は2億5,000万円。

 玄関ホールには樹齢約100年、新居浜市別子の同社社有林のヒノキを加工した化粧丸太の柱を設置し、別子の魅力、歴史を感じられる空間とする。1階中央部には食堂、多目的室・談話室を設置し、子供同士、教職員、家族と子供たち、地域住民のコミュニケーションの場とする。

 1階共用部の床材は愛媛県産のヒノキの無垢フローリングで、食堂は梁を現しとして木質感あふれる空間に。2階は子供たちが生活し、学ぶ場である個室とし、中学生に相応しい18室(1室約10.1平方メートル)をセキュリティとプライバシーに配慮し設計した。

 同社は同事業を通じて、中学校と地域が一体となった協働体制を構築し、地域活性化の一翼を担い継続的な発展に寄与することを目指す。

 竣工は2018年2月末の予定。


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