不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

東京Aグレードオフィス、2ヵ月ぶりに賃料上昇

 JLLは7日、2017年8月末時点の東京Aグレードオフィスの空室率および賃料を発表した。

 対象は、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地するオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階以上、1990年以降竣工の新耐震基準に適合した物件。

 Aグレードの空室率は2.8%(前月比0.1ポイント上昇)と、2ヵ月ぶりに上昇。CBD(中心業務地区)全体にかけて比較的小規模な空室が発生し、新宿や京橋を含むサブマーケットにて吸収された移転需要を上回る結果となった。
 1坪当たりの月額賃料(共益費込み)は、3万6,570円(同0.1%上昇)と11ヵ月連続で上昇した。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら