（公財）不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況（2017年8月分）を公表した。
同月の新規登録件数は41万5,899件（前年同期比1.7％増）と前年同月比では2ヵ月連続でプラス。前月比では3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。成約報告件数は3万9,659件（同2.6％増）。総登録件数は86万5,473（同0.9％減）と17ヵ月連続のマイナスで前月比では0.5％増と5ヵ月連続のプラスだった。
物件別では、売り物件の新規登録件数が12万1,567件（同2.1％減）と前年同月比で15ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は1万2,052件（同3.9％減）と前年同期比で3ヵ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は31万8,002件（同0.3％増）と前年同月比では4ヵ月連続でプラスとなった。
賃貸物件では、新規登録物件数が29万4,332件（同3.3％増）と、前年同期比では2ヵ月連続してプラスとなった。成約報告件数は2万7,607件（同5.8％増）と前年同期比では17ヵ月連続してプラス。総登録件数は54万7,471件（同1.6％減）で、28ヵ月連続のマイナス。
新規登録物件の売り物件の取引態様別物件数は、専属専任1万5,987件（構成比13.2％）、専任媒介3万7,974件（同31.2％）、一般媒介3万6,604件（同30.1％）。成約報告件数では、専属専任3,272件（同27.1％）、専任媒介5,299件（同44.0％）、一般媒介1,697件（同14.1％）であった。