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新ホテルブランド立ち上げ。初弾は京都・四条新町

新ホテルブランド
「INTERGATE HOTELS」
ロゴ

 (株)サンケイビルグループの(株)グランビスタ ホテル&リゾートは20日に記者発表を行ない、新ホテルブランド「INTERGATE HOTELS」の立ち上げを発表。初弾として「ホテルインターゲート京都 四条新町」(京都府中京区、153室)を2018年3月に、「ホテルインターゲート東京 京橋」(東京都中央区、200室)を4月にオープンすると発表した。

 訪日外国人の増加や国内各地で新規ホテルの開業が相次いでいる状況を受け、同ブランドホテルでは、訪日回数の多いリピーターのインバウンドや旅慣れたシニア、国内ビジネス層をターゲットに、顧客と地域をつなぐさまざまなサービスを提供、客室単価を上げて安定稼働を図る。

 ブランドコンセプトは『「All For Tomorrow」~「最高の朝」をお届けするホテル』とし、さまざまなサービスコンテンツを用意。朝食は、「ここでしか食べられない朝食」をテーマに、地域ならではのメニューも合わせて50種類以上の品数を用意する。また滞在客同志や滞在客とホテルスタッフとのコミュニケーションの場所となるギャザリングスペースを開設し、時間帯に合わせてBGMや観光情報をモニターで放映。ドリンクやクッキーなども用意、顧客同士が体験談を投稿・閲覧できるボードも設置する。さらに、滞在中にはいつでも利用できるコービーカウンターも設け、地元のショップと提携してローカルコーヒーを提供していく。

 同社代表取締役社長の須田貞則氏は、「19年開業予定の広島、金沢を含めて2020年までに5店舗、25年までに10店舗を展開する計画だ。25年度で100億円超の売り上げを確保することが目標」と述べた。

ギャザリングスペース・コーヒーカウンターイメージ
「25年度までに10店舗を展開する計画」と述べる同社代表取締役社長・須田貞則氏


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