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米国物流施設開発事業に参画/三井物産

物流施設「Optimus Logistics Center」
完成予想図

 三井物産(株)の米国100%子会社であるMBK Real Estate LLC(以下、MRE社)は21日、米国物流施設開発事業への参画を発表した。

 同社は、三菱地所(株)の米国100%子会社であるRockefeller Group International,Inc.社(以下、RGI社)との間で、カリフォルニア州ぺリス市の物流施設「Optimus Logistics Center」の開発事業に関する共同事業協定書を19日に締結。同日、開発用SPCであるRG/MRE Optimus LLC社に出資した。出資比率は、MRE社50%、RGI社50%。

 同物件は、土地面積約28ha、建物棟数2棟、延床面積約13万4,000平方メートル(ビル1:約9万6,000平方メートル、ビル2:約3万8,000平方メートル)。総事業費は約1億2,000万米ドル(約130億円)で、全体竣工は2018年8月の予定。

 三井物産は、米国において安定的な成長を続けている物流施設開発事業分野への参入により、中長期的に新たな収益の柱とすることを目指す。


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