不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

8月の受注工事高、3ヵ月ぶりの減少

 国土交通省は10日、2017年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の受注高は、6兆6,435億円(前年同月比9.1%減)と3ヵ月ぶりに減少した。うち元請受注高は4兆5,822億円(同2.3%減)、下請受注高は2兆613億円(同21.3%減)といずれも減少。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆3,924億円(同7.6%減少)、民間等からの受注高は3兆1,898億円(同0.2%増)であった。

 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、1兆3,655億円(同0.1%減)で7ヵ月ぶりの減少。うち「国の機関」からは3,958億円(同6.3%減)、「地方の機関」からは9,698億円(同2.6%増)。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は6,386億円(同4.3%増)で、3ヵ月連続の増加。工事種類別で受注工事額が多いのは「住宅」の1,451億円、「事務所」の1,331億円、「工場・発電所」の1,163億円であった。

 土木工事および機会装置等の工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は5,227億円(同13.6%増)で、5ヵ月連続の増加。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら