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新築M成約、10四半期連続で前年同期比プラス

 (公財)東日本不動産流通機構は17日、2017年7~9月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同期における首都圏中古(既存)マンションの成約件数は8,791件(前年同期比0.8%増)と、10四半期連続で前年同期を上回った。都道府県別では、東京都4,550件(同2.4%増)、埼玉県1,039件(同1.8%増)、千葉県1,090件(同0.9%減)、神奈川県2,112件(同2.2%減)。

 成約単価は1平方メート平均で50万1,800円(同4.4%上昇)で、13年1~3月期から19四半期連続で、成約物件価格は3,204万円(同5.1%上昇)で20四半期連続で、それぞれ前年同期を上回った。成約物件の平均専有面積は63.86平方メートル(同0.7%増)、平均築年数は20.89年(同0.6年増)。新規登録物件は4万7,270件(同0.4%減)と、ほぼ横ばいだが3四半期連続で前年同期を下回った。

 既存戸建て住宅の成約件数は3,006件(同4.5%減)で3期連続の前年と同期比マイナス。成約物件価格は3,080万円(同0.1%下降)と5四半期ぶりの前年同期比マイナス。


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