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「サステナブル建築物先導事業」提案を募集

 国土交通省は、16日より2017年度の第2回サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)提案の募集を開始した。

 サステナブルな社会の形成を測ることを目的に、気候風土に応じた木造住宅の建築技術等に係るリーディングプロジェクトを民間等から募る。

 対象プロジェクトは、伝統的な木造建築技術を応用しながら、省エネ化の工夫や現行基準で評価が難しい環境負荷低減対策等を図ることにより、長期優良住宅や低炭素住宅と同程度に良質なモデルとなる木造住宅を建設するもの。

 補助額は、気候風土に適応した環境負荷の低い住宅とすることによる掛かり増し費用の2分の1の額。ただし、補助対象となる部分の建設工事費全体の10%以内または戸当たり100万円のうち少ない金額を上限額とする。

 募集期間は11月15日までで、提案された事業については、学識経験者からなる評価委員会が評価し、国交省に報告。その結果を踏まえて同省が18年1月下旬を目途に採択プロジェクトを決定する予定。

 詳細は同省ホームページを参照。


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