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羽田空港に最も近いホテルをオープン/京急

「京急EXイン 羽田」外観

 (株)京急イーエックスインは25日、「京急EXイン 羽田」(東京都大田区、総客室数313室)を開業した。

 京急線「天空橋」駅から徒歩3分。延床面積9,300平方メートル。鉄骨造地上10階地下1階建て。羽田空港敷地外のホテルとしては最も羽田空港に近い場所に立地する。同土地は京浜急行バスの車庫として利用していたが、立地の良さを有効活用するために同ホテルを建設した。なお、ホテル開業後も、車庫としての機能は残した。

 客室は2~10階。9・10階は羽田空港や富士山等の眺望が良いアッパーフロアとしている。タイプは、スタンダードセミダブル(14平方メートル、1万7,000円/1名)や、EXデラックスツイン(34平方メートル、2万9,000円/2名)、ユニバーサルツイン(27平方メートル、2万4,000円/2名)など。利用者は7割がビジネスマン、1割がインバウンド客となる見込み。

 鉄道が運行していない深夜早朝時間帯においてもホテル利用者を送迎するため、ホテルと羽田空港(国際線・国内線)をつなぐ無料バスを運行する。
 また、インバウンド対策として、バスおよびホテル内のさまざまな案内を多言語化。1階のロビー近くには外貨両替機を設置した。

 同ホテルブランドとしては13館目。2019年には、「京急EX イン浜松町・大門駅前(仮称)」の開業を予定しており、20年には14館2,900室体制となる見込み。

 25日時点の宿泊予約状況は10・11月ともに平日がほぼ満室となっている。

客室(EXデラックスツイン)


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