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阪急阪神HD、不動産事業再編で総合力を強化

 阪急阪神ホールディングス(株)はこのほど、連結子会社である阪急不動産(株)を子会社化、また、阪急電鉄と阪神電気鉄道(株)の不動産事業を会社分割(吸収分割)し阪急不動産に移管すると発表した。

 阪急阪神ホールディングスグループは、2017年5月に発表した「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン2025」において「梅田・沿線と首都圏・海外の双方における不動産賃貸事業の強化・拡大」「不動産分譲事業等における差別化戦略の徹底的な追求」等の目標を掲げている。
 今回の子会社化および会社分割は、これらの目標の実現に向けた不動産事業再編の一環。阪急不動産を同グループ不動産事業の中核会社とし、グループ全体の不動産事業に係る資源・ノウハウをそこに集約。総合力を発揮できる体制を構築していく。

 再編の効力発生日は18年4月1日(予定)で、阪急不動産は称号を阪急阪神不動産(株)に変更する。


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