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営利38%増/東急不HD18年3月期2Q

 東急不動産ホールディングス(株)は9日、2018年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~9月30日)は、売上高4,079億5,400万円(前年同期比27.8%増)、営業利益349億9,400万円(同38.1%増)、経常利益306億9,800万円(同51.3%増)、当期純利益176億300万円(同70.4%増)。

 主力の都市事業は、売上高1,458億円(同82.3%増)、営業利益273億円(同36.2%増)と大幅増となり、全体の業績をけん引。投資家向けビル等売却収益の増加、既存物件での賃貸収益増加、16年11月に連結子会社となった(株)学生情報センターが期初から寄与したことが影響した。

 住宅事業の売上高417億円(同48.0%増)、営業利益14億円(前年同期:営業損失9億円)と大幅改善となった。供給・販売戸数は、分譲マンションが新規供給650戸(同63戸減)・契約647戸(同42戸減)、戸建ては供給34戸(同29戸減)・契約41戸(同56戸減)。期末の完成在庫はマンション332戸(17年3月末比125戸減)、戸建て12戸(同3戸減)。マンションの通期売り上げ予想に対する契約済み割合は80%となった。

 管理事業は、売上高728億円(前年同期比3.6%増)、営業利益33億円(同16.4%増)。管理ストックが順調な増加により、売上高を伸ばした。期末のマンション管理ストックは81万9,000戸(前期末比10.4%増)となった。

 通期業績については、売上高8,400億円、営業利益735億円、経常利益640億円、当期純利益345億円を見込む。


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