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KDRとJSL、3月に合併

 ケネディクス・レジデンシャル投資法人(KDR)とジャパン・シニアリビング投資法人(JSL)はこのほど、合併を決定した。

 KDRでは、優良物件に対する取得競争の激化により物件購入機会が減少し、外部成長の鈍化を余儀なくされている。一方JSLでも、資産規模が小さいことを要因とする投資口価格の低迷、およびそれに伴う外部成長機会の喪失といった課題を抱えている。

 そこで合併により、資産規模・時価総額の拡大を図り、流動性向上を進めると共に、アセットの相互は勘により収益の安定性強化を図る。さらに運用効率の改善と財務健全性の向上などの効果も期待する。
 なお、合併後の資産規模については、11月10日現在で約1,931億円に達する見込み。

 KDRが吸収合併存続法人、JSLが吸収合併存続法人となり、効力発生日は2018年3月1日。

 KDRは合併後、去就用施設からヘルスケア施設、宿泊施設など幅広い投資を進めていく計画。


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