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着実な成長を/大和H芳井新社長が抱負

「企業の最後は人、長期にわたっていつ
までも人をつくり続ける」などと述べる芳井社長

 大和ハウス工業(株)は17日、パレスホテル東京(東京都千代田区)でマスコミ懇談会を開催した。

 冒頭、挨拶した11月1日付で新社長に就任した代表取締役社長の芳井敬一氏は短期・中期の目標として、「2018年度までの第5次中計を踏まえ、18年度目標に掲げた売上高3兆9,500億達成に向けしっかりやっていくこと。19年度からスタートする第6次中計に向かっては、19年の消費税導入、20年の東京オリンピック・パラリンピック開催、19年に導入される働き方改革の影響など、難しい局面を迎えるが、これらを考慮しながら着実に伸ばしていく」などと話した。

 長期目標としては、「海外事業は当初600~700億円の売り上げから、ようやく今年2,000億円が見えてきた。これまでとは風景が変わるので、ここを軸に海外戦術的な戦略に切り替えていく」と海外事業の拡張を掲げた。また、一番大事なのは「人を育てること。企業の最後は人、長期にわたっていつまでも人をつくり続ける」と強調した。


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