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新規事業創造目指す企業6社が決定/三菱地所

参加決定企業

 三菱地所(株)は16日、ベンチャー企業と共同で新規事業創造を目指すプログラム「Corporate Accelerator Program」の参加企業6社を決定したと発表した。

 同プログラムは、ベンチャー企業から既存事業にとらわれない事業提案を募り、同社の資産・ノウハウ・販路等の経営リソースと掛け合わせることで、新たなビジネスモデルの創出を目指すもの。国内の総合不動産ディベロッパー主体では初の取り組みとなる。

 2017年6月より参加希望のベンチャー企業を募集。10月までに255件のビジネスプラン応募があった。「優秀賞」として選定した6社は、17年11月~18年3月まで、同社グループの社員や専門家とビジネスプランのブラッシュアップを行ない、最終的に3月13日に成果発表会を行なう予定。また、継続取り組みが必要なビジネスプランに対しては、期間にかかわらず、出資や連携を検討し、新事業の立ち上げに引き続き取り組んでいく。

 参加が決定した企業は(株)unerry、FlyData(株)、MetroResidences Japan(株)、(株)Padel Asia、トライリングス(株)、清水章矢氏(法人設立準備中)。選定されたビジネスプランは、Deep Learning(深層学習)等を活用したデータ分析による顧客満足度と事業効率の向上、ダイバーシティ社会に対応した次世代型トレーニングスペースの導入、Newスポーツ「パデル」の施設導入展開による事業価値向上など。


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