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東横線跡地再開発事業のホテルテナント決定

ホテル・オフィスが入る
B棟の外観イメージ

 東京急行電鉄(株)は17日、東横線線路跡地の再生事業「渋谷代官山Rプロジェクト」のホテル出店テナントを(株)THINK GREEN PRODUCEに決定したと発表した。

 「渋谷代官山Rプロジェクト」は、東横線の地下化によって新たに創出されたトンネル上部の旧線路跡地に、2つの建物を建てることで、4月28日に開業した複合施設「渋谷ストリーム」、渋谷川沿いの遊歩道から代官山にかけて新たな人の流れを創出する計画。
 A棟は敷地面積724平方メートル、延床面積1,282平方メートル、鉄骨造地上3階建て。定員約100名程度の保育所とする。
 B棟は敷地面積1,132平方メートル、延床面積4,370平方メートル、鉄骨造地上7階建て。ホテル(「渋谷」駅側1~7階)、事務所(「代官山」駅側2~6階)、店舗(「代官山」駅側1~2階)で構成する。

 ホテルの総客室数は76室。客室タイプは、シングル(定員1名、約7~25平方メートル)、ツイン・ダブル(定員2名、約7~32平方メートル)、ドミトリー(定員6名、約17平方メートル)。1階には宿泊客だけでなく地域住民やオフィスワーカーも利用できるカフェ・ラウンジを設ける。

 オフィスは、入居者が壁や天井などの内装を自由に創ることができる設えとしている点が特徴。このほど、4・5階(約304平方メートル)と、6階(約187平方メートル、専用テラス有り)部分のリーシングを開始した。

 建物は2017年3月に着工済み。開業は18年秋の予定。

「渋谷代官山Rプロジェクト」構成イメージ


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