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日本建築ドローン協会が設立大会

「ドローン分野と建築分野の共通のプラットフォームをつくった」
と挨拶する(一社)日本建築ドローン協会会長・本橋健司氏

 (一社)日本建築ドローン協会は17日、設立大会を開催した。

 同協会は、建築分野とドローン分野の技術融合の促進を目的に、9月1日に設立。両分野の人々が参加できる場所、技術交流・技術開発等を行なえる共通の場所を提供していく。

 ドローン技術は多くの分野に活用が拡大。建築分野においても、調査診断、災害時の被害調査、生産管理等々へと利用が広まっている。

 同協会では今後、建築ドローン分野に対し、人材育成、技術支援を行なっていき、将来的にはドローン技術活用の標準化や、新しい産業の創出とグローバル化等を目指していく。

 同協会会長の本橋健司氏(芝浦工業大学建築学部建築学科教授)は「ドローンを使って建築技術を効率的、安全、合理的に活用するために、ドローン分野と建築分野の共通のプラットフォームを整備した。現在は個人会員8名、法人会員14社、賛助会員2社。少ないかもしれないが、これから増やしていく。ドローンと建築技術、2つを上手くマッチングさせることが重要。今後IoTやアイ・コンストラクションの一端を担えるのではないかと思う」などと述べた。


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