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セレクト住宅システムで第1回全国大会

第1回全国大会。活動事例発表や
本部方針説明などを行なった

 ハイアス・アンド・カンパニー(株)は5日、同社が運営するデザイナーズセレクト住宅システムの全国ネットワーク「アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット(ADM)」の第1回となる全国大会を、八芳園(東京都港区)で開催した。

 ADMは、アトリエ建築家によってあらかじめデザインされた住宅プラン集から選択できるシステム。現在約380プランを用意しており、高気密・高断熱の高性能住宅を本体価格1,100万~1,600万円で提供する。
 15年6月から先行会員全国38社で事業をスタート。商品・営業面で検証を行ない、営業ツールやシステムを更新、研修等のフォロー体制を構築し事業パッケージ化した。16年10月より第2期募集を開始し、現在の会員数は109社。

 本部方針を発表したハイアス・アンド・カンパニーシニアコンサルタントの猪野豪士氏は、ADMのターゲット層である“年収の低い”一次取得者層を、新築住宅の今後増加する一番のボリュームゾーンとし、「お金をかけてこだわれないと思っているお客さまが、高性能でオシャレな家を選べるという環境を住宅業界でつくっていきたい」などと意気込みを述べた。

 今後の事業展開について発表した同社代表取締役社長の濱村聖一氏は、「住宅取得者の条件が変わってきている。その人たちが欲しいものを提供する、ADMはそれができる環境を先取り、挑戦してつくっていく取り組み。このネットワークを皆さんと展開していきたい」などと話した。


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