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IoTと連携した「Z空調」実証実験スタート

 (株)桧家ホールディングスは12日、冷暖システム「Z空調」の空調効率向上を目的とするIoT住宅実験棟(延床面積約115平方メートル、4LDK)を千葉県柏市に建築し、2018年2月より実証実験を開始していくと発表した。

 実験では(株)グラモのスマートフォン等と連携できるネットワーク接続型のリモコン「iRemocon Z+Wi-Fi」とスマートスピーカーを活用。廊下やホールに設置しているビルトインエアコン本体のセンサーで行なう「Z空調」の温度感知を生、活拠点に設置した「iRemocon」のセンサーで行なうことで、空調効率を高める。また、人が活動しない夜間や不在時に設定温度を抑えるなどの住まい手の生活パターンに合わせた省エネ運転を自動制御し、ランニングコストの削減を図っていく。

 そのほか、日射熱の室温への影響を考慮したシャッターと室内ブラインドの自動制御も行なうなど、スマートスピーカーの連携によるIoT住宅の優位性についても検証を重ねていく。


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