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旧耐震マンション、全国に約80万戸現存

 (株)不動産経済研究所は18日、全国に現存する旧耐震マンションに関する調査結果を発表した。民間が分譲した物件を対象に、東京都は1967年以降、その他首都圏(神奈川県、埼玉県、千葉県)は68年以降、首都圏以外のエリアは73年以降に発売した物件を中心に調査した。過去の発売データを元に、インターネットなどを利用し、現存などを確認した。

 全国で現存する旧耐震マンションは1万1,280物件・79万3,633戸となった。このうち首都圏では6,746物件・45万1,560戸が現存しており、全体に占めるシェアは56.9%となった。近畿圏は2,025物件・20万5,122戸、東海・中京圏は762物件・4万7戸で、三大都市圏で9,533物件・69万6,689戸と70万戸に迫った。

 首都圏を地域別にみると、東京23区が最も多く4,430物件・24万1,045戸。他の地域は、都下が410物件・2万6,578戸、神奈川県1,001物件7万9,777戸、埼玉県416戸・4万290戸、千葉県489物件・6万3,870戸となった。


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