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AI解析で「困っている人」を自動検知/三菱地所

実証実験イメージ

 三菱地所(株)、綜合警備保障(株)(ALSOK)、機械学習/深層学習技術のソフト開発を手掛ける(株)PKSHA Technology(東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也氏、以下PKSHA)は22~31日に、新丸の内ビルディング(東京都千代田区)で、カメラ画像のAI解析によりまちなかで「困っている人」の動きを検知する未来型の「新たなおもてなしサービス」の実証実験を実施する。

 ALSOKが導入するAI/ディープラーニングエンジン(PKSHAの画像/映像認識エンジン「Vertical Vision」を活用)を使用。新丸ビル内に設置したカメラ映像をAI/ディープラーニングエンジンで解析し、〝道に迷い辺りを見渡している”、“体調が悪くしゃがみこんでいる”等、「困っている人」の行動を自動検知する。解析結果は、エリアを巡回する警備員が所持するスマートフォンに通知され、状況に応じて適切な対応を行なう。

 従来はパトロール要員の目視により行なっていた「見回り」を、AIによる分析で補助することで、よりきめ細やかな状況把握が可能となる。同実証実験により、顧客サービス向上だけでなく、エリアのセキュリティ向上、各種事故防止につなげていく。


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