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中古リフォーム、「自分好みの家にしたい」がトップ

 (株)リクルート住まいカンパニーは16日、「2017年大型リフォーム実施者調査」の結果を発表した。首都圏・東海圏・関西圏に住む20歳以上の男女で、300万円以上のリフォームを3年以内に実施した人が調査対象。有効回答数は826。

 リフォーム費用の全体平均は「610万4,000円」で、昨年度と比較して39万5,000円減少した。リフォームのきっかけは、「住宅設備が古くなった・壊れた」(44.1%)、「家が古くなった・老朽化した」(42.5%)が上位となった。

 リフォームにおける重視項目では、「家事がしやすい」(21.4%)がトップに。以下、「最新機能のついた設備を設置したい」(20.0%)、「省エネ性の向上」(16.7%)、「断熱性の向上」(15.7%)の順。

 なお、リフォームした住居の入手経路については、中古で購入した人は20.2%。リフォームしたタイミングについては、「リフォームをした後に入居」が55.1%、「中古購入後、居住期間を経てリフォーム」が44.9%。

 入居前にリフォームをした人に理由を聞いたところ、「自分好みの家にしたかったから(デザイン)」(35.9%)、「住みたい物件にリフォームが必要だったから」(34.8%)、「(新築と比較して)費用を抑えたかったから」(27.2%)がトップ3となった。


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