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首都圏既存M成約数、11期ぶりの減少

 (公財)東日本不動産流通機構は22日、2017年10~12月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同期の首都圏中古(既存)マンション成約件数は9,018件(前年同期比3.2%減)と、11期ぶりの減少となった。都道府県別では、東京都4,685件(同1.9%減)、埼玉県993件(同10.5%減)、神奈川県2,186件(同5.2%減)と減少。千葉県は1,154件(同2.8%増)と増加した。

 成約単価は、1平方メートル平均で50万7,700円(同3.0%上昇)となり、20四半期連続の上昇。成約物件価格は3,244万円(同3.2%上昇)で、21期連続の上昇となった。成約物件の平均専有面積は63.90平方メートル(同0.2%増)、平均築年数は20.95年(同0.73年増)。新規登録件数は4万9,500件(同2.7%増)だった。

 中古(既存)戸建住宅の成約件数は3,089件(同1.4%減)で、4期連続の減少。成約平均価格は3,135万円(同3.7%上昇)と上昇した。


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