不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏の建売住宅発売戸数、4年ぶり増加

 (株)不動産経済研究所は22日、2017年1年間の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 同年の新規発売戸数は5,058戸で、前年比で66戸、1.3%増加した。前年を上回ったのは4年ぶり。地域別では東京都1,551戸(同9.1%減)、千葉県1,462戸(同25.9%増)、埼玉県1,246戸(同10.3%減)、神奈川県737戸(同6.0%増)、茨城県62戸(同55.0%増)となった。契約率は49.4%で前年より1.9ポイントダウンした。

 1戸当たりの平均価格は4,833万4,000円で、前年比2.7%のダウン。地域別の平均価格は、東京都6,127万4,000円、千葉県3,753万1,000円、埼玉県3,993万4,000円、神奈川県5,638万8,000円、茨城県5,247万1,000円。

 また、12月の新規発売戸数は843戸(前年同月比43.6%増)。地域別では、東京都336戸、千葉県242戸、埼玉県149戸、神奈川県100戸、茨城県16戸。新規発売戸数に対する契約戸数は624戸で、月間契約率は74.0%。

 1戸当たりの平均価格は5,260万8,000円(同6.7%減)。即日完売はなし。月末時点の販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は920戸で、11月末比で17戸増となった。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら