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あなぶきG、シェアリング事業に参入

 あなぶきグループは1日、新会社(株)あなぶきスペースシェアを新設し、民泊・簡易宿泊所事業をはじめとしたシェアリングエコノミーサービスへ参入した。

 地方圏においても、訪日外国人の増加によって宿泊施設が不足する一方で、空き家の急増も社会問題化。6月に住宅宿泊事業法が施行されることもあり、同社が展開してきた不動産ソリューション事業や賃貸管理事業、ホテル事業等のノウハウが生かせると判断。参入に踏み切った。

 好立地の賃貸マンションや一戸建ての空室をリノベーションするなどし、良質な宿泊施設を全国で供給する考え。初弾案件は、あなぶきグループが保有する賃貸マンションの空室で、昨年12月末に簡易宿泊所の許可を取得、試験運用を開始している。今後、ノウハウを積み上げることで5年後に500戸の運営を目指す。

 あなぶきスペースシェアの代表取締役には平山俊一氏が就任。資本金は7,000万円、(株)穴吹ハウジングサービスが75%、穴吹興産(株)が25%を出資している。


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