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新築戸建て価格、上昇傾向を維持

 (株)東京カンテイは8日、2018年2月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,814万円(前月比1.1%上昇)と3ヵ月連続で上昇したが、上昇率は鈍化している。都県別にみると、東京都は4,583万円(同変化なし)と横ばい。神奈川県は4,178万円(同1.5%上昇)と連続上昇し、4,000万円台を維持した。千葉県は2,942万円(同4.3%下落)と反転下落。埼玉県は3,314万円(同2.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇。前年同月比では1都3県すべてが上昇した。

 近畿圏の平均価格は3,000万円(同3.4%上昇)と3ヵ月連続の上昇。3,000万円台に乗ったのは9ヵ月ぶりとなる。府県別では、大阪府が3,206万円(同2.7%上昇)と反転上昇。兵庫県は3,185万円(同6.3%上昇)と4ヵ月連続で上昇。京都府が3,143万円(同7.5%上昇)と、前月の大幅下落の反動から大きく反転上昇した。

 中部圏は3,026万円(同0.4%上昇)と2ヵ月連続の上昇。愛知県は3,192万円(同0.5%上昇)と、連続上昇した。

 福岡県は2,895万円(同1.4%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。


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