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資産コンサルで東工大の学生寮開発

「南品川ハウス」完成予想図

 東京急行電鉄(株)は、資産活用コンサルティングサービスでは初となる大学専用学生寮「南品川ハウス」(東京都品川区、最大収容人数165人)を、30日に竣工する。

 同物件は、東京工業大学の外国人留学生混在型学生寮。地元地権者からの地域活性化につながる施設の誘致要望と、東工大の学生寮ニーズを組み合わせた。東急電鉄が地元地権者から物件をマスターリースし、東工大に賃貸する。

 物件は、JR「大井町」駅より徒歩11分で、建物は鉄筋コンクリート造5階建て、延床面積3,525.87平方メートル。施設内は3つの個室と共用部で構成するユニットを複数配置する形式にしたことで、国際感覚の醸成と学生のプライバシー確保を両立する。

 管理運営を(株)学生情報センター、建物管理を東急ファシリティサービス(株)、電力供給を(株)東急パワーサプライがそれぞれ行なうなど、東急グループの総合力を生かす。


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