（一財）日本不動産研究所（JREI）は20日、タイの不動産情報センター（Real Estate Information Center、略称：REIC）と、2月6日に業務提携協定を締結したと発表した。
タイは日系不動産企業にとって東南アジア有数の住宅開発プロジェクトや不動産投資の対象国として有望なマーケットであり、同研究所への相談・依頼が急激していることを受けたもの。今回の提携によって、同研究所のタイでのネットワークを拡充し、要望により迅速かつ正確に対応できる体制を構築するのが目的。
REICは、政府系の住宅金融機関であるタイ政府住宅銀行の調査研究部門。タイ全土の住宅をはじめとした不動産データを収集・分析する公的な機関で、データの信頼性・網羅性には定評がある。両機関は今後、同協定書に基づき、相互の業務展開に協力するとともに、相互訪問の定例化、共同研究などを行なっていく。