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店舗賃料は高止まりが続く/JREI調査

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は、(株)ビーエーシー・アーバンプロジェクトと共同で、「店舗賃料トレンド2018春」(17年下半期)を公表した。東京都内5エリア、および地方主要都市8エリアで、過去3年間にわたって店舗公募賃料データを収集し、分析したもの。半期ごとにその内容を発表している。

 全エリアの1階平均賃料ランキングは、1位が「銀座」5万8,100円(前期比23%上昇)、2位は「表参道」4万8,900円(同14%上昇)と、上位2エリアが大きく上昇し、3位以下との差を広げた。3位「新宿」3万5,400円(同11%下落)で、4位以下で前期に比べて大きく賃料を上昇させたのは、5位の「池袋」2万6,800円(同25%上昇)、6位の「福岡」2万2,200円(同31%上昇)。13エリア中6エリアが上昇となった。

 JREIでは、「賃料はおおむね高止まりで横ばいの状況」とコメント。ファストファッションをはじめとしたファッション関連の出店が鈍化している一方で、銀座や表参道ではショールーム、その他のエリアではドラッグストア、ディスカウントストア等の出店が目立つとしている。


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