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首都圏新築戸建て価格、4ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは5日、2018年3月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,736万円(前月比2.0%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。都県別にみると、東京都は4,556万円(同0.6%下落)と反転下落。神奈川県は4,212万円(同0.8%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。千葉県は2,959万円(同0.6%上昇)と反転上昇。埼玉県は3,268万円(同1.4%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。前年同月比では、神奈川県(同11.1%上昇)、千葉県(同3.4%上昇)、埼玉県(同4.6%上昇)はプラスとなったが、前月までプラスだった東京都(同2.6%下落)がマイナスに振れた。

 近畿圏の平均価格は3,047万円(同1.6%上昇)と4ヵ月連続の上昇。府県別では、大阪府が3,224万円(同0.6%上昇)と2ヵ月連続の上昇。兵庫県は2,984万円(同6.3%下落)と5ヵ月ぶりに反転下落した。京都府が3,467万円(同10.3%上昇)と、2ヵ月連続で大きく上昇した。

 中部圏は3,061万円(同1.2%上昇)、愛知県は3,225万円(同1.0%上昇)と、ともにと3ヵ月連続で上昇した。

 福岡県は3,060万円(同5.7%上昇)と反転上昇した。


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