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阪急阪神不、マレーシアの住宅分譲に参画

総戸数380戸のマンション(左)と470戸のマンション(右)

 阪急阪神不動産(株)は9日、マレーシアの住宅開発事業に参画すると発表した。同社にとってマレーシアでの住宅事業は初。海外事業としては5ヵ国目となる。

 現地ディベロッパーのIreka Corporation Berhad(以下、イレカ社。マレーシア・クアラルンプール、社長:Datuk Lai Voon Hon氏)との共同事業で、総事業費は約96億円。事業比率は阪急阪神不動産が45%、イレカ社が55%。

 プロジェクトの開発地はマレーシアヌグリスンビラン州で、クアラルンプール国際空港に近く、新行政都市であるプトラジャヤや、IT都市であるサイバージャヤのベッドタウンとしての開発が進むエリアで、今後さらなる開発が期待されている。

 敷地面積約5万3,600平方メートルに2棟のマンションを建設。間に公園等を整備する。マンションは、敷地面積約1万5,800平方メートル・地上9階建て・総戸数約380戸と、敷地面積約1万7,400平方メートル・地上29階/地上19階建て・総戸数約470戸。前者が2020年8月竣工予定、後者が21年9月に竣工予定。


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