不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

17年度首都圏建売、新規販売は4,756戸

 (株)不動産経済研究所は16日、2017年度(17年4月~18年3月)および、18年3月度の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 17年度の新規発売戸数は4,756戸(前年同期比10.2%減)。地域別では、東京都1,445戸(全体比30.4%)、千葉県1,329戸(同27.9%)、埼玉県1,318戸(同27.7%)、神奈川県617戸(同13.0%)、茨城県47戸(同1.0%)。

 新規発売戸数に対する契約戸数は2,307戸で、平均契約率は48.5%(前年同期比3.3ポイント下落)と下落した。

 1戸当たり平均価格は4,911万3,000円(同0.8%減)。地域平均価格は、東京都6,289万8,000円、千葉県3,778万6,000円、埼玉県4,129万4,000円、神奈川県5,745万6,000円、茨城県5,414万4,000円となった。

 一方、3月の新規発売戸数は311戸(前年同月比15.9%減)。地域別では、東京都87戸(全体比28.0%)、千葉県86戸(同27.7%)、埼玉県106戸(同34.1%)、神奈川県32戸(同10.3%)、茨城県0戸。

 新規発売戸数に対する契約戸数は140戸。月間契約率は45.0%(前年同月比6.6ポイント下落)で、前月に比べて13.9ポイント下落した。

 1戸当たり平均価格は5,481万8,000円(同13.8%増)。即日完売は19戸。月末の繰越販売在庫数は833戸で、前月末比で30戸の減少となった。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら