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リビングライフG、売上高目標238億円

 リビングライフグループは23日、2018年度のグループ方針発表会を開催。売買仲介の住宅流通事業部、分譲部門のディベロップメント事業部、賃貸部門のリビングセンター、戸建て分譲の(株)東横建設、RCマンション施工の朝日建設(株)など、グループの各社・各事業部が一堂に会し、18年に向けた営業方針を発表した。

 グループ全体の売上高目標を238億円(前年比10%増)、粗利益前年比20%増と設定。さらなる飛躍・挑戦の年とするとともに、目標の実現を目指すとした。
 重点目標に「組織づくり」を掲げ、グループ間の結束力を強みに、女性活用も推進する。また、社是である「社員の成長なくして会社の成長なし」を実行し、「人材づくり」に注力。マンション、戸建て、木造建築など形あるものの創造とともに、流通、賃貸、コミュニティ、サービスといった形ではないものも含め「ものづくり」と考え、細部にこだわり取り組んでいく。

 主力となる営業本部では、特に「人材育成」を強化。新入社員には責任者による毎週のフォローアップ研修を、既存社員には毎月の営業研修を、管理職候補社員には毎月のローン勉強会や接客のロープレを行なうとした。資格取得にも注力し、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーの4資格において、17年を上回る合格者の輩出を目指す。さらに、顧客の想像を超えるサービスの提供に取り組んでいくことを目標とした。

 同グループ代表取締役の炭谷久雄氏は、「今年で創業28年を迎えた。全社員でのグループ発表会は4回目となる。18年の共通目標は売上高238億円。社員一人ひとりが目標を持ち、達成に向けて前進してもらいたい」などと述べた。


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