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スマートデイズ破産手続き開始決定

(株)スマートデイズ(東京都中央区、代表:赤間健太氏)が15日、東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。

 同社は2001年の創業。12年8月に法人改組。女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を主体にシェアハウスのサブリース事業を展開、17年3月期には売上高316億9,600万円を計上した。

 しかし17年10月頃から物件オーナーが金融機関との間で締結した契約状況などが大きく変動し、同社もサブリース事業からの撤退など大幅な方針転換を余儀なくされ、18年1月にはオーナーへの賃料支払いをストップ。4月9日には東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。しかし18日に東京地裁より民事再生の申し立てを棄却され、保全管理命令を受けていた。

 負債は3月末時点で債権者911人に対し約60億3,500万円。うち、約23億円が物件オーナー約675人に対するものだという。


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