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減益も予想上回る/森トラスト18年3月期

 森トラスト(株)は17日、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)は営業収益1,619億1,100万円(前期比15.4%増)、営業利益319億2,300万円(同5.3%増)、経常利益333億900万円(同14.9%減)、当期純利益302億2,900万円(同49.7%減)となった。
 経常・当期純利益が減益となったが前期に特殊要因があったためで、期初計画に比べるとそれぞれ11.0%増、0.8%増だった。

 賃貸関係事業では、米国・ボストンで取得したオフィスビル2棟が通年稼働したほか、既存物件も高稼働を維持。営業収益は680億円で過去最高を記録した。

 ホテル関係事業では、「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」の通期稼働や、軽井沢マリオットホテルのリブランド後の通年稼働により、営業収益337億円を計上、6期連続の増収となった。

 19年3月期については、営業収益1,740億円、営業利益340億円、経常利益320億円、当期純利益400億円を見込む。


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