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三菱地所、マレーシアの物流施設開発等に参画

 三菱地所(株)は17日、マレーシアの賃貸用物流施設・工場開発事業に参画すると発表した。

 三井物産(株)と現地不動産開発企業のSime Darby Propaerty社が16日に締結した、賃貸用ビルドトゥスーツ型物流施設・工場開発を行なうための売買契約に基づいたプロジェクト。出資比率はSime Darby Propaerty社が50%、三井物産(60%)と三菱地所(40%)からなる日方JVが50%となる。

 開発地は、マレーシア・バンダー ブキラジャ。クアラルンプールとクラン港の中間に位置し、今後高速道路も開通する予定であることから、さらなる利便性の向上が期待される。

 開発面積は約15万7,000平方メートル、延床面積は約15万5,000平方メートル、総事業費は約130億円を想定している。着工は10月(第1期)、竣工は2019年9月(同)の予定。

 三菱地所と三井物産の海外物流施設の共同開発は、中国・米国(カリフォルニア)に次ぎ、今回が3事業目となる。


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