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新本社ビルのIoTサービス、既存ビルで検証

 東急不動産(株)は18日、同社が本社を移転する予定の「南平台プロジェクト」(東京都渋谷区)に導入するIoTサービスの一部を、同社保有の「南青山東急ビル」(東京都港区)に導入。利用者の使い勝手の検証を始めたと発表した。

 「南平台プロジェクト」は、IoTを活用したスマートオフィスをめざし、同社と同社が出資するスタートアップ、(株)MyCityの共創で、「スマートフォンやPCによる個別空調制御」「スマートフォンでのトイレの利用状況把握」「環境情報の表示」「スマートフォンでのワーカーの位置情報の可視化」「PC・スマートフォンによる事前関内受付」などを導入する。

 これらサービスのうち、「トイレ利用状況の把握」機能について、南青山東急ビルでの検証を開始。入居企業からは「無駄な離席が減り業務効率化につながる」等の声が上がっているという。


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