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首都圏既存M、成約価格65ヵ月連続で上昇

 (公財)東日本不動産流通機構(レインズ)は11日、2018年5月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,785件(前年同月比6.6%減)となった。地域別では、東京都1,400件(同8.6%減)、埼玉県339件(同4.8%減)、千葉県344件(同7.5%減)、神奈川県702件(同2.9%減)と、4ヵ月ぶりにすべての地域が前年同月比減となり、埼玉県は8ヵ月連続で前年同月を下回った。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は51万700円(同3.2%上昇)、平均成約価格は3,305万円(同4.2%上昇)と、共に13年1月以来65ヵ月連続の上昇となった。新規登録件数は1万6,877件(同10.5%増)と2ケタ増となり、9ヵ月連続で前年同月を上回ったが、前月比では4.7%減少した。在庫件数は4万5,713件(同8.2%増)となり、15年6月以来36ヵ月連続の増加となった。

 既存戸建ての成約件数は973件(同11.5%減)。平均成約価格は3,133万円(同3.1%上昇)となり、9ヵ月連続で前年同月を上回った。


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