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日本橋の再開発で大規模複合施設/三井不

大規模複合施設「日本橋高島屋三井ビルディング」外観

 三井不動産(株)は2日、大規模複合施設「日本橋高島屋三井ビルディング」(東京都中央区)の竣工式を執り行なった。重要文化財高島屋日本橋を含む一帯街区において推進している「日本橋二丁目築第一種市街地再開発事業」の一環。

 同施設は、敷地面積6,023平方メートル、延床面積14万8,064平方メートル、地下5階地上32階建て。低層部には、共同事業者の商業施設である日本橋高島屋S.C.新館が9月25日にオープン。3街区一体で整備される基壇部屋上には、都内最大級の約6,000平方メートルの屋上庭園を整備する。また、同施設と現在の高島屋日本橋店との間の区間は歩行者専用道路となり、道路上空に「大屋根」を設置。新たなにぎわいの核となる「日本橋ガレリア」が誕生する。

 高層のオフィスフロアは、1フロア当たり約2,660平方メートルの大型オフィスとし、新世代の制震装置を導入。震度7クラスの地震に対する耐震安全性や事業継続性を確保する。
 また、テナント企業向け会員制施設・サービス「mot.三井のオフィス for Tomorrow/Mitsui Office for Tomorrow」の提供を、今秋より開始する予定。会員制「mot.メンバーズラウンジ」や「mot.ウェルネス」などを提供する。


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