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大和ハと小田急、豪州で住宅開発PJ

「(仮称)ボックス・ヒル・プロジェクト」の完成イメージ。写真は近隣の住宅地

 大和ハウス工業(株)と小田急電鉄(株)は2日、豪州サウスウェールズ州シドニー郊外で開発する大規模住宅地「(仮称)ボックス・ヒル・プロジェクト」の概要を公表した。

 同プロジェクトはシドニー中心部から約35km、シドニー・メトロ「ヴィンヤード」駅から車で約4分、2019年に開業予定の同「(仮称)ラウズ・ヒル」駅から車で約5分に位置する。敷地面積89万1,900平方メートル、販売区画数1,511区画というビッグプロジェクト。25年12月の完成を予定しており、総事業費は約500億円に上る。

 18年4月には、現地開発会社として「DH Box Hill Pty Ltd.」を設立。豪州政府による審査が終了し、7月より造成工事の着手・分譲地の販売をスタートする。

 オフィスエリアやショッピングセンターにも近く、一次取得者層を含めた実需層をメインターゲットとする。大和ハウスグループの現地住宅会社・ローソングループでも、買い替え層向けの「ローソンホームズ」、一次取得者向けの「スライブホーム」の両ブランドを展開。また、現地の住宅会社向けの用地販売も並行して進めていく。


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