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タイで高級分譲マンション第2弾/住林

 住友林業(株)は、子会社のSumitomo Forestry(Singapore)Ltd.(SFS社)を通じ、タイ王国で高級分譲マンション「(仮称)リバーサイドプロジェクト」(バンコク、総戸数500~600戸程度)を開発する。

 タイの不動産開発会社Property Perfect PCL(PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels & PropertyPCL社(GA社)との共同事業で、総投資予定額は約266百万USドル。PF社、GA社と共同で設立する特定目的会社(SPC)が高級分譲マンションを開発・販売する。SPCの出資比率はSFS社49%、GA社42%、PF社9%の予定。3社は2017年10月、タイで高級分譲マンション(約310戸)の開発に着手しており、今回が2件目となる。

 開発地は、バンコク中心部を南北に流れるチャオプラヤ川沿いに位置。川沿いには、五つ星ホテルが並び、高級分譲マンションや大型ショッピングモール等の開発が進んでいる。

 鉄筋コンクリート造、地上60~70階程度の予定。着工は19年5月、販売開始は同年4月の予定。22年の完成を目指す。

 同社は、米国・豪州の住宅事業に加えアジア圏に事業領域を拡げることで、海外住宅事業の収益基盤を強化していく。


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