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マンション大規模修繕を長周期化/野村不

 野村不動産(株)および野村不動産パートナーズ(株)は2日、分譲マンションにおける大規模修繕の長周期化への取り組み「アトラクティブ30」を開発したと発表した。

 「アトラクティブ30」は、新築分譲時の高耐久部材や工法の採用と、野村不動産パートナーズが提供する業界標準を超える長期保証を実現する大規模修繕サービス「re:Premium」の導入で、大規模修繕周期をこれまでの約12年から16~18年に長周期化する。30年間で提示している長期修繕計画以降も含め、長期間の負担を減らす。

 修繕積立金不足や、修繕工事実施時に修繕積立金不足分を一時金徴収や、金融機関からの借り入れで補うマンションが約20%程度存在するといった社会的課題への対応として、今後、野村不動産の分譲マンションに導入していく。

 初弾物件は、2019年8月竣工予定の「プラウド港北センター北」(横浜市都筑区、総戸数90戸)と、20年1月竣工予定の「プラウド市川マークス」(千葉県市川市、総戸数53戸)。


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