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台湾で分譲住宅開発/三井不G、パナH

「(仮称)三重中興橋プロジェクト」完成イメージ

 三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)、パナソニック ホームズ(株)は、台湾で両グループとして初の共同事業となる分譲住宅事業に着手する。

 2017年に共同で事業会社「三松開発建設股份有限公司」を設立。今回、第1号案件として「(仮称)三重中興橋プロジェクト」への参画が決定した。

 敷地面積3,078.17平方メートル、延床面積1万7,814.45平方メートル、鉄筋コンクリート造地上19階地下3階建て。総戸数は137戸。台北市の中心部である台北駅から直線約3km圏内の区画整理地内に位置。駅前再開発の計画があり、MRTで「台北」駅まで約5分の「三重」駅から徒歩約12分に立地する。都心へのアクセス性が高く、ポテンシャルの高い立地に加え、淡水河や大台北都会公園など、自然にも近く緑に囲まれた住環境。

 建物には、日本式のカラーセレクトプランや定期アフターサービス、パナソニック製スマートマンションシステムなどを採用する計画。日系企業ならではの良質で洗練された住空間を提供する。

 今秋に着工し、2021年に竣工する予定。

 両グループは今後も台湾で継続した住宅事業の展開を目指す。


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