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TATERU、海外不動産事業に参入

「TATERU Buy-Sell」と「Property Access.co JAPAN」の連携イメージ

 (株)TATERUは29日、資本提携関係にあるProperty Access(株)(東京都千代田区、CEO創業者:風戸裕樹氏)およびプロパティエージェント(株)と共同で、海外不動産事業に参入すると発表した。

 TATERUは、2018年2月に不動産ポータルサイト「TATERU Buy-Sell」をオープン。ビッグデータを活用し、1,000戸を超える投資に適した物件情報を提供している。Property Accessは、07年にシンガポールを拠点に創業。東南アジアを中心とした海外不動産取引プラットフォーム「Property Access.co JAPAN」で、6,000件を超える海外コンドミアム情報などをユーザーに提供している。

 今回の提携では、両サイトの会員や物件情報を共有。「TATERU Buy-Sell」で、海外に在住する投資家に国内の投資用不動産情報を提供することで、マーケットの拡大を図っていく。

 また、Property Accessはプロパティエージェントと業務提携。プロパティエージェントの不動産のマッチングや一括査定を行なうサイト「ふじたろう」と「Property Access.co JAPAN」を連携させ、投資に適した都心の不動産情報を英語で情報提供できるようにする。

 同日、開催した説明会において、TATERU常務取締役CTOの松園勝喜氏は「国内投資家の東南アジアの不動産への投資意欲は高まっている。今回の提携により海外投資家だけでなく、国内投資家に向けても海外不動産を紹介するアウトバウンドにも取り組んでいく」と話した。

 9月末より運営を開始する予定。


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