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首都圏既存M、成約価格が68ヵ月連続上昇

 (公財)東日本不動産流通機構(レインズ)は、2018年8月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏既存(中古)マンション成約件数は2,303件(前年同月比1.7%増)と、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。地域別では東京都は1,186件(同3.9%増)と4ヵ月ぶりに増加。神奈川県は585件(同9.3%増)、埼玉県は282件(2.5%増)と2ヵ月ぶりに増加。千葉県では250件(同20.1%減)と大幅な減少となり、4ヵ月連続で前年同月を下回った。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は52万1,000円(同3.2%増)、平均成約価格は3,318万円(同2.5%増)と、ともに13年1月以来68ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万5,768件(同10.1%増)と12ヵ月連続で前年同月を上回り、前月比では8.5%減少した。在庫件数は4万6,376件(同8.2%増)となり、15年6月以来39ヵ月連続で前年同月を上回った。

 既存戸建ての成約件数は798件(同0.7%減)。平均成約価格は3,173万円(同7.4%増)となり、12ヵ月連続で前年同月を上回った。


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