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全国6大都市のビル空室率、横ばいで推移

 三幸エステート(株)は13日、2018年8月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区空室率は0.95%(前月比増減なし)で、3ヵ月連続で1%を下回ったものの、横ばいへ転じた。現空面積は5万6,206坪(同2,435坪減)となり、4ヵ月連続の5万坪台となった。

 1坪当たりの募集賃料は2万8,793円(同329円増)で、4ヵ月連続で上昇。貸し手市場が続く中、募集賃料を見直す動きが増加している。募集面積は29万2,421坪(同1万7,541坪減)。

 全国6大都市の空室率は、東京23区1.2%(同増減なし)、札幌市1.7%(同増減なし)、仙台市4.7%(同0.2ポイント低下)、名古屋市2.4%(同増減なし)、大阪市1.8%(同増減なし)、福岡市1.5%(同0.1ポイント上昇)と、いずれも横ばいの推移。


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