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キッズデザイン賞、会長賞にミサワと積水ハ

表彰式の様子

 NPO法人キッズデザイン協議会は25日、「第12回キッズデザイン賞」の表彰式を開催した。 同賞は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する制度。
 受賞数は252点(応募数468点)で、内訳は「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」(受賞数75点)、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」(受賞数102点)、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」(受賞数75点)の3つ。合計33点の受賞作品が発表され、そのうち住宅関連会社の表彰では、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」(消費者育成部門)のキッズデザイン協議会会長賞に、ミサワホーム(株)の「いきものたちの巣まい図鑑」が、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」(地域・社会部門)少子化対策担当大臣賞に、積水ハウス(株)/(株)ネス・コーポレーションの「ベリーベアー深川冬木」が選ばれた。また(男女共同参画部門)キッズデザイン協議会会長賞は、積水ハウスの「トモイエ 共働きファミリーが暮らす家」が受賞した。

 同協議会副会長の金子眞吾氏は挨拶で「33点の受賞作品は、キッズデザインの理念・考え方の指標ともいえるすばらしい作品ばかり。受賞者のみなさまには、作品を通じてビジネスに生かしていただきたい。キッズデザインの考えを標準化する取り組みも進めており、昨年12月には子供の安全性に関するJISが発行された。また、日本初の国際標準として、ISOの委員会に提案をした。キッズデザイン賞の懸賞事業と国際標準化の両輪でキッズデザインが社会にあふれるように取り組んでいきたい」などと述べた。

 なお、10月25日より受賞作品検索サイトが公開される予定で、第12回を含むこれまでの受賞作品2,705点の作品を閲覧できる。


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