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和歌山市と南海電鉄でリノベまちづくり

 和歌山市と南海電鉄(株)は10月3日、「リノベーションまちづくり」に関する連携協定を締結する。

 和歌山市は、市中心部の遊休不動産を再生し、それを核に雇用と産業を生み出す「リノベーションまちづくり」に、公民連携で取り組んでいる。南海電鉄では、和歌山市内で地元の観光協会等との共同で「加太さかな線プロジェクト」を通じて南海電鉄加太線(「紀ノ川」駅~「加太」駅)の観光路線化、エリア内の交流人口拡大を推進。また、市内の中心駅である「和歌山市」駅周辺では市や県と組んで開発計画を進めている。

 今回連携協定を結んだことで、観光・産業・地域振興など各分野で相互協力を進め、加太線および和歌山市駅周辺エリアの魅力創出・発信を強化する。具体的には、11月17日に初弾事業として「まちやどシンポジウム」を開催。2019年度からは、加太エリアの遊休不動産を対象にリノベーションスクールを実施する。


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